当院の胃内視鏡検査について
胃内視鏡（胃カメラ）検査とは
食道や胃、十二指腸の状態を検査するために内視鏡を使い、鼻や口から直接細い管を入れ、管の先についたカメラで直接的に観察する検査のことをいいます。
がんや潰瘍（粘膜などがただれ、炎症を起こしている状態）等がないかを観察し、もしそのような病変を疑う場合には、必要に応じて組織生検（粘膜の一部を小さく採取）を行い、組織が良性か悪性かを顕微鏡で調べる検査を行うこともあります。
当院では、管を口から挿入する「経口内視鏡検査」と鼻から挿入する「経鼻内視鏡検査」の実施が可能です。患者様のご希望や検査目的等に合わせて対応させていただきます。いずれの場合も、“苦痛の少ない内視鏡検査”を心がけており、ご要望があれば鎮静下（静脈麻酔薬を投与し半分眠った状態）で、検査を受けていただくことも可能です。
最新鋭の内視鏡検査機器
当院ではオリンパス社の内視鏡システム「EVIS LUCERA ELITE」を導入し、原則最新の極細径（先端約5.4mm）ビデオスコープを使用して観察しております。これにより挿入時に負担が少なく、より鮮明な画像での直接的検査が可能となっており、病気の早期発見や早期治療につながっております。
なお、当院における内視鏡検査を施行した実績と、この検査によって発見されたがんの件数は以下の通りです。
- 胃カメラ検査
- 593件
この検査を実施し、当院で発見（確定診断）した悪性腫瘍（がん）患者 3例
（内訳：胃がん 3例）
※いずれも2023年9月～2024年8月の1年間における実績
このような症状がある方は、一度ご相談ください。
検査の流れ
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- 検査前日
- 検査前日は夜更かしを避け、21時頃を目安に消化の良い夕食（おかゆ、うどん等）をお済ませください。アルコールの摂取は避けてください（お茶、水の摂取は可）。お薬を服用しておられる方は、お薬について検査前にご相談ください。
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- 検査当日
- 朝食を抜いた状態でご来院ください。お薬については事前の指示に従ってください。
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- 検査準備
- ご来院後に消泡剤（胃の中の泡やタンパク質を除去し、胃の中を観察しやすくする薬）を飲んでいただきます。その後、鼻又は喉にスプレーや直接塗布する方法で局所麻酔（体の一部だけに麻酔をかける）を行います。
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- 検査中と検査後
- 鼻又は口から内視鏡（カメラ）を挿入し、検査を行います。検査時間は5分ほどで長くても10分前後です。痛みや苦しさを感じる場合はお気兼ねなくお申し付けください。
検査後は少しお休みいただいた後に結果をご説明いたしますが、組織生検を行った場合は結果の判定に数日かかりますので、後日改めてご説明をさせていただきます。
検査料金
胃内視鏡検査：11,540円（3割負担：3,462円）
胃内視鏡検査＋組織生検：24,740円（3割負担：7,422円）
※上記金額は胃内視鏡検査に関する料金の目安であり、診察料等は含まれておりません。実際の診療内容によって変動することがあります。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
